はも料理

宮崎県では「おさかな消費拡大と流通対策事業」を三ヵ年計画で、新たな海産物のブランド品をつくり、生産者と消費者がつながる“地産地消”の販売体制の定着を目指すと7月31日の新聞にのっておりました。すでに、海産物ブランド認証品となったのは「宮崎かんぱち」、「北浦灘アジ」、「門川金鱧(はも)」、「ひむか本サバ」の4つです。2007年までに三つ増やす目標を掲げているようです。

先日、門川町の海遊物産館「うみすずめ」に行ってきました。新鮮な魚がパックに入って売っておりました。活魚も元気に泳いでおりました。なかでも鱧や鱧の子が目に入り、買い求めました。鱧の骨切りの機械があり、きれいに骨切りする様が見られます。今回は鱧の湯引きをして梅肉を添えるのと天ぷらを作ってみました。鱧の子は初めてでしたが色が白くきれいでおいしかったです。市内でも鱧は売っておりますのでぜひ、お試しください。



はもの湯びき梅肉添え

<材料>4人分 材料のはも・ズイキ・梅干しなど
はも(骨切り) 200g 梅肉
ずいき 1/2本  梅干し 小5個
しその葉 4枚  みりん 大さじ1
<作り方>
@ずいきは皮をむき、薄いささがきにして水につけ、ぱりっとさせる。


Aはもは食べやすい大きさに切る。

ボールに氷水を用意する。

はもは小さめの(鍋に入る程度)みそ漉し器等に皮目を下にして並べる。



B沸騰させた湯に、はもの皮目を湯につける。

皮が霜降りになったら身の部分をさっと湯につけ、切り口が開いたようになったらすぐに氷水にとる。

冷えたらざるにあげる。
ズイキはささがきにして水につける
ハモは食べやすい大きさに切る
はもと氷水・お湯
ハモを小さめの味噌こしに皮を下にして並べる
沸騰したお湯に皮から浸け、身をさっとお湯に浸ける
直ぐに氷水に浸ける
C梅干しは水につけて塩抜きをし、キッチンタオルで水気をとる。

種をぬき、包丁でたたき包丁の背でつぶす。

 小さい器に入れてみりんでのばす。


D冷たくした器に水気をきったずいきとしその葉をおき、はもの湯びきを山高く盛り、梅肉を添える。
塩抜きした梅干しをつぶす
種を取りつぶす
みりんでのばす
水を切ったズイキ・はも・梅干し
器に盛り付ける

はもの天ぷら

<材料>4人分 はもの天ぷらの材料
はも(骨切り) 300g 揚げ油 適量
しその葉 20枚 天つゆ
 出し汁 100t
 卵 1個  みりん 25t
 冷水 100t  薄口しょうゆ 25t
 薄力粉 70g
<作り方>
@はもは1人5切れで20切れにする。

しその葉は洗い水気をふく。

Aボールに衣を作る。

卵と水をよく混ぜてから薄力粉をふるって加えて混ぜる。

Bはもに衣をつけてしその葉の裏側で包む。

出来上がりがしその葉の表になるようにする。
卵と水をよく混ぜてから、薄力粉を加えて混ぜる
鱧に衣を付ける
鱧は衣を浸け、シソの葉の裏側で包む
C油を170度に熱してから入れ、からっとなったら裏返しをして揚げる。


D天つゆは小鍋に分量の出し汁と調味料を入れてひと煮たちさせる。


E皿に敷き紙をしき、はもの天ぷらを盛り、天つゆを添える。


はもの天ぷらは塩やレモン汁を添えてもおいしくいただけます。
170度の油で揚げる
敷き紙を敷いて盛り付ける

はもの子煮つけ

<材料> 鱧の子煮付けの材料
はもの子 200g  酒 大さじ3
しょうが 1かけら  さとう 大さじ2
煮汁  しょうゆ 大さじ2
<作り方>
@はもの子はぶつ切りにする。

しょうが半分は千切りにする。

沸騰した湯にはもの子を入れ、花が咲いたようになったらすぐにざるにとる。


A小鍋に煮汁の調味料を入れて煮立たせ、@のはもの子としょうがを入れて5分位煮る。

煮汁が少ないので途中で箸で混ぜる。
鱧の子はぶつ切りにする
沸騰したお湯に入れる
花が咲いたように開いたらざるに取る
煮立った煮汁にショウガを入れる
鱧の子を入れる
B針しょうがを作る。

針のように細い千切りにして水にはなす。

キッチンタオルで水気をとる。


C小鉢にはもの子を盛り、針しょうがを天盛りにする。
5分くらい煮る
針ショウガを作る
針ショウガは水を切る
小鉢に鱧を入れ針ショウガを天盛りにする
戻  る    料理一覧へ     TOPへ