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黒皮かぼちゃの料理

 黒皮かぼちゃは宮崎の特産で、宮崎市生目地区で多く作られております。児玉さんのハウスを取材させていただきました。田植えの済んだたんぼに囲まれた環境のよいところで、ハウスの中は苗がきれいに整列され、みどりの葉が陽に照らされて黒皮のかぼちゃとのコントラストがとてもきれいです。交配したばかりのみどりの小さいかぼちゃや濃いみどりなったかぼちゃと黒皮になって収穫を待っているようなものと色々あります。姿形がよく、すぐにも嫁にいけるようなものもたくさんあります。"日向かぼちゃのよか嫁女"と民謡で歌われていますのもなるほどと思いました。9月中旬頃に種蒔きをして、苗の植え付けをし、早くて11月頃から5月頃まで収穫できるようです。1つの苗から多くて6個の日向かぼちゃを収穫するようです。今の時期のように暖かいと30何日で収穫でき、寒い時は40日位かかるようです。収穫がすむと次のを交配するという作業の繰り返しで朝から夕方までお忙しそうでした。

 黒皮かぼちゃは甘味が上品で、煮くずれしにくい和風の料理が一般的ですが、デザートやサラダもおいしいです。

黒皮かぼちゃとゆばにく巻きの炊き合わせ

<材料>4人分 <作り方> <写真>

黒皮かぼちゃ 中1/2個
八方出し
 出し汁 2カップ
 薄口しょうゆ 小さじ2
 みりん 大さじ4
 塩 小さじ1/2
生ゆば 1枚
片栗粉 適量
中身
 とりミンチ 100g
 にんじん 10g
 ピーマン 10g
 卵 1/2個
 片栗粉 大さじ1
 酒 小さじ1
 しょうゆ 小さじ1
 さとう 小さじ1/2
青菜 1/3束
         
@ 黒皮かぼちゃは1人2個あてに切り、面取りをする。鍋に八方出しとかぼちゃを入れて煮る。
A ボールにとりミンチを入れ、野菜をみじん切りにしたもの、卵、片栗粉に調味料加えてよく混ぜる。
B 生ゆばをまな板にひろげて片栗粉をふり、Aをのり巻きの要領でのせて巻き、形を整える。大きかったら2つに切り、電子レンジ強で3〜4分加熱し好みの大きさに切る。
C @のかぼちゃが柔らかくなってきたらBのゆばを加えてしばらく煮る。青菜は塩茹でをして4cmに切り、最後にさっと鍋のすみに入れ温める。
D 器にかぼちゃとゆばを盛り、青菜を添える。

★ 黒皮かぼちゃの煮つけをする時には、味をつけてから煮たほうがおいしいです。
★ 児玉さんの黒皮かぼちゃは生目の野菜直売所の文明園にありますが、ない時もあります。
★ 生ゆばは宮崎市霧島の"Foodaly"にあります。
中華ちまきの竹の皮も置いてあります。


黒皮かぼちゃのサラダ

<材料>4人分 <作り方> <写真>


黒皮かぼちゃ 1/4個
きゅうり 小1本
にんじん 50g
玉ねぎ 1/4個
ハム 2枚
スライスチーズ 2枚
1個
ごまマヨネーズ
白すりごま 大さじ3
マヨネーズ 大さじ3
みそ 小さじ1
レモン汁 1/2個分
少々
            
@ 黒皮かぼちゃはマッチ棒の大きさに切り、くずれない程度に茹でる。
A きゅうり、にんじん、ハム、チーズは4cmのせん切りにし、にんじんはさっと茹でる。玉ねぎは薄切りにして水でさらし、布巾で絞っておく。
B 卵は薄焼きにして4cmにする。  
C ごまマヨネーズは材料を全部混ぜ合わせておく。
D @、A、Bをボールに入れてさっと混ぜ、Cのごまマヨネーズを加えて混ぜ合わせ、器に盛る。

ポイント
黒皮かぼちゃを茹でる時、柔らかすぎずまた、固すぎないように。
時期的に手に入らない時はえびすかぼちゃでおいしいです。


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