煮しめ
昔から煮しめは祝い事や冠婚葬祭にはかかせない料理です。地元で採れた竹の子やゼンマイなどを乾燥して保存し、いつでも使えるようにしています。特に干し竹の子は、とても、味に深みがありおいしいですので、ゆっくりと戻して使って下さい。干し椎茸もどんこになりますと、肉厚ですので一晩水に浸しゆっくりと戻すとおいしいです。煮しめは何日も前から準備をして、じっくりと煮しめますのでいただくと深い味わいが出てきます。
簡単に、材料を全部一緒に煮る方法もありますが、素材の持ち味が生きるように、同じ種類毎に煮て、盛り合わせるのが本来のやり方です。
素材のうまみを引き出すには、出汁とみりんや醤油を上手く使って、煮立たせない程度の火加減でじっくり煮るのが、上手に仕上げるコツです。
ちょっと面倒ですが是非挑戦してくださいね。
煮しめ<材料>
干し竹の子 20g 干し椎茸 20g
干しぜんまい 30g 里芋 200g
こんにゃく 1/2枚 ごぼう 20cm
野菜昆布 20cm 人参 小1本
厚揚げ 1枚 いりこ 50g
出し汁 10カップ
A
砂糖 大さじ2 みりん 大さじ4
薄口醤油 大さじ4 濃口醤油 小さじ1
B
砂糖 大さじ1 みりん 大さじ2
薄口醤油 大さじ2 濃い口醤油 小さじ1
C
砂糖 大さじ1 みりん大さじ2
薄口醤油 大さじ2
煮しめの作り方
準備
@ 干し竹の子は一晩水に浸しておいたものを20分茹でる。
干しぜんまいは一晩水に浸けてから一煮立ちさせアクをとり水につける。
Aいりこは腹を取って水10カップに浸け、出し汁をとる。
干し椎茸はぬるま湯に1時間位浸しておく。
![乾し竹の子](hositake.jpg) ![乾し竹の子は水に浸けた後一煮立ちさせる](hositake2.jpg) ![乾しゼンマイは一晩水に浸ける](zenmai.jpg) ![一煮立ちさせて灰汁を取る](zenmai2.jpg) ![今回はいりこ出汁にしました](dasijiru1.jpg) ![干し椎茸は1時間くらい水に浸けておく](siitake.jpg)
手順1
B 厚揚げは4つに切り、さっと湯通しする。
こんにゃくはたずなにしてさっと茹でる。
野菜昆布は水につけて、結び昆布にする。
ごぼうは短冊切りにし、切り込みを入れ水に浸しアクをとる。
にんじんは斜め切りにする。
![厚揚げはさっと湯通しする](satoimo.jpg) ![コンニャクはさっと茹でる](konnyaku1.jpg) ![昆布は水に浸けて結ぶ](konbu.jpg)
手順2
C 鍋にサラダ油大さじ2を入れ熱し、椎茸、たけのこ、ごぼう、こんにゃくを入れてさっと炒め、厚揚げと昆布を加え、出し汁4カップを入れて20分位煮る。
調味料Aで味をつけ、にんじんも加えてじっくり煮含める。
![準備の終わった椎茸・竹の子・ゴボウ・コンニャク・昆布・厚揚げ](zairyou.jpg) ![サラダオイルで炒める](niru2.jpg) ![だし汁を入れて20分煮た後、調味料Aを入れてじっくり煮含める](niru3.jpg)
手順3
D 別の鍋にサラダ油大さじ1を入れて熱し、ぜんまいを炒め、出し汁1カップを加えてBの調味料で味をつけじっくり煮含める。
E 里芋は皮をむき、さっと茹でこぼし、出し汁2カップを入れCの調味料で味をつけ、煮含める。
F 大皿にいろどりよく盛りつける。
![ゼンマイは出汁と調味料Bで煮含める](zenmai6.jpg) ![里芋は一度煮こぼす](satoimo1.jpg) ![出汁と調味料Cで煮含める](satoimo4.jpg)
料理のポイント
★ 煮しめは一晩煮汁に浸しておくとおいしくなります。
★ 急ぐ時には砂糖を少な目にするといいです。
今日使用した調理器具
中鍋、小鍋、ボール
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