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古墳まつり

西都原台地南端にひっそりとたたずむ三宅神社西都原を代表する古墳、男狭穂塚と女狭穂塚は、それぞれニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの御陵墓と言い伝えられています。
ニニギノミコトを祭る三宅神社に、古くから伝わる山稜祭が、時代と共に変化し、発展した市民まつりが古墳まつりです。(右の写真は西都原台地の南端にひっそりとたたずむ三宅神社)
古墳まつりは、毎年11月最初の土日に実施されます。

古墳まつりは、古事記や日本書紀に記載される基となった日向神話、その中でも西都原に伝承されているニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの物語を中心に演出されます。

古墳まつりのハイライトは古代衣装を身にまとった700人余り(2005年)の古代人が都万神社から御陵墓前広場まで行進する松明行列(下の写真)と大松明が燃えさかる御陵墓前広場で繰り広げられる女人や武人の舞の炎の祭典です。
その他、古代米を使った古代レストラン・神楽まつり(銀鏡神楽、尾八重神楽、高屋神楽、穂北神楽:各2番)・御陵墓一般参拝・古代花火・火起こし体験などが催され、古代の雰囲気一色に包まれる2日間です。

都万神社から御陵前広場までの4.8kmを古代衣装に身を包んだ松明行列が進みます(児湯の池付近)

開催時期及びプログラム 毎年11月第1土曜及び日曜日(2005年11月5日・6日)
 1日目:10:00から21:30
  神事         10:00〜11:00
  地場産展・産業祭 10:00〜22:00
  火おこし体験    12:00〜17:00
  神楽まつり(高屋・銀鏡・尾八重・穂北神楽)     12:30〜16:20
  松明行列      17:10〜20:00(受付15:00から)
  炎の祭典      20:00〜21:30
  古代花火      21:30〜
 2日目:10:00から15:00
  式典         10:00〜11:10
  奉納行事      11:30〜16:00
  チビッコ探検隊   8:30〜15:00
  竹笛づくり      10:00〜15:00
  古代子供ランド   10:30〜15:00
  コフリンピック    10:30〜15:00

開催場所 御陵墓前広場他

主催
  西都古墳まつり実行委員会 西都市観光協会(0983-41-1557)
  西都市活性化推進室

御陵墓一般参拝(男狭穂塚)の一般公開 古墳まつり2日目(年に1度だけ公開されます)
 参拝時間 : 9:00から16:00

「松明行列」
ニニギノミコトが高千穂岳にご降臨され、御一行は治める地を求めて、都万神社の西にある笠狭の岬(西都では到着されたところが”御船塚”と伝わっている)に到着します。
松明行列は古事記などにも記載されている天孫降臨から笠沙の岬に定住されるまでの様子を再現したものです。
伝承されているものと古事記の記載には若干の差がありますが、古事記鈴木三重吉現代語訳は青空文庫で公開されています。
詳しく知りたい方は古事記/笠沙の宮第1章はこちらをご覧下さい。

松明の火は、県南高原町と県北高千穂町の2箇所の高千穂峰で採火され、都万神社に運ばれ、古墳まつりの日まで保管されます。
西都古墳まつりの初日午後6時から点火式が行われます。(写真提供西都市観光協会)

西都原の東に位置する”都万神社”は主祭神にコノハナサクヤヒメが奉祀されてります。

都万神社で点火された火は、ニニギノミコト・コノハナサクヤヒメから3皇子にそして一般参加者へと全員の松明に点火され、西都市内の「紀記の道(御舟塚・逢初川・無戸室・児湯の池・石貫階段)」を通り御陵墓前広場までの4.8kmを松明行列により運ばれます。暗闇の中松明の明かりだけをたよりに、紀記の道を歩く700人以上の松明行列、幻想的で見応えもあり、また参加すると楽しいものです。松明行列には誰でも参加でき、松明行列参加者は炎の祭典時に前列に座る特典があります。
都万神社を出発する松明行列、中央はコノハナサクヤヒメの輿 石貫階段ではコノハナサクヤヒメも御輿を降りて歩きます 石貫階段を上ると第2古墳群、木立の中では舞が舞われています 西都原台地にさしかかりもうすぐ御陵墓前広場です


「炎の祭典」

ニニギノミコトが”逢初川”(あいそめがわ)に水くみに来られている美しい姫コノハナサクヤヒメを見初められ、お二人は”八尋殿”(やひろどの)に新居を構えられます。二人は1日共に暮らし、ニニギノミコトは直ぐにクマソ征伐に出かけられます。
戦いから帰ったニニギノミコトは、コノハナサクヤヒメが日足らずして(1日で)ご懐妊されたことを不審に思われます。コノハナサクヤヒメはその証をたてるため、戸のない産室”無戸室”(うつむろ)を造り火をかけ、その中で無事ホノスソリノ命・ヒコホホデミノ尊・ホノアカリノ命の3神をお産みになり、”児湯の池”で3神に産湯を使わされた。

と言伝えられています。

「炎の祭典」は、このようなニニギノミコトとコノハナサクヤヒメの説話を演出しています。
「炎の祭典」の舞は、企画から演出まで伝えられた説話を忠実に守り再現しています。
古事記の記載を知りたい方は鈴木三重吉訳古事記/笠沙の宮第2章はこちらをご覧下さい。

太字は西都市内に史跡として大切に保存されている「紀記の道」、紀記の道は散策することが出来ます、このほか鬼の窟の謂われなど多くの発見があり散策すると古代ロマンの虜になってしまいそうです。

ニニギノミコトがコノハナサクヤヒメを見そめた逢初川 3皇子の産湯を使ったとされる児湯の池 戸のない産室無戸室に火をかけ3皇子を生んだと伝わる 辺の長さが8尋とも広い形容とも伝わる八尋殿跡

幻想的な雰囲気の中で炎の舞が進展します。(2001.11〜2005.11撮影)

オカリナキッズによるオカリナ演奏 周囲の松明に火が付けられ炎の祭典の始まりです
女人の舞 古代衣装を身に纏った美しい女性たちによる二人の結びつきを祝う舞、華やかで幻想的な舞
武人の舞(クマソ征伐) 古代武人の衣装を身にまとって男性が勇壮に舞います。
疑いの舞 太くて長い松明を持った武人が勇壮に舞う  夜空に舞う松明の炎は見応えがあります
大松明の舞(出産の舞) 疑いの舞より更に大きい松明を持って勇壮に舞います 上半身裸の男性の舞は炎と火の粉の創り出すシルエット迫力抜群 火の粉が降りかかっても平然と舞われます
3人皇子の舞 庶民(?)の舞 参加者も入り交じって踊ります
古墳太鼓演奏 最後に古代花火が西都原の台地に打ち上げられます。(2005年は土砂降りの中での花火となりました)

出店、特産品売り場
古墳まつりの日には、地場の特産品を売る出店が沢山出店します。
食べ物から昔ながらのおもちゃまで本当に西都の特産品ばかりで結構おもしろい。



夕食にどうぞ

焼きたての鮎

甘酒1杯百円

特産のみそ漬け

特産の小豆そば粉等

取り立てのしいたけ

特産のユズ

木工芸品

焼き物

鶯笛