えびの高原の紅葉


 えびの高原の秋はとても神秘的、雄大な霧島の山々とコバルトブルーの火口湖加えて赤松や巨木の中に点在する真っ赤な紅葉が織りなす大自然のハーモニー、池巡りコースの途中に設けられた展望台から望むパノラマは言葉では言い表せない美しさです。

えびの高原の紅葉の見頃10月下旬から始まり11月中旬ごろまで 高知から低地へと紅葉が移動します。

えびの高原お勧めの紅葉スポット
1 白鳥山北展望台 (池巡りコース)
  白鳥山北展望台の写真のようなすばらしいパノラマに出会うことが出来ます。池巡りコースの2湖展望台・白鳥山北展望台へ行かれる場合は傾斜が急です、ズック又はキャラバンシューズを履いて行く事をお勧めします。
2 六観音御池展望台(池巡りコース)
白鳥山登り口のもみじの紅葉  天候・時間によっては、コバルトブルーの湖面に映る錦絵のような紅葉を見ることが出来ます。又周辺の遊歩道も巨木の間に紅葉を見ることが出来ます。気軽に紅葉を楽しみたい方は、百紫池から六観音御池展望台へ。
3 白鳥神社登り口
  白鳥温泉下湯の近くにある真っ赤なもみじの紅葉(右の写真)

 写真を池巡りコース順に構成しました。
レストハウスから登り口

 赤松が点在する舗装道路中を歩き、振り返ると東の方に韓国岳の雄大な姿がみえます。
登り口付近は赤松の緑の中にハゼなどの雑木が紅葉した森です。
登り口からえびの展望台へ

少し急な登り坂で息が切れます。林の中に赤松に混ざって黄色や赤に紅葉した雑木が綺麗です。

登り口から2湖展望台に至る遊歩道
えびの展望台

 えびの展望台からは東から南西方向に雄大な韓国岳となだらかな裾野に広がるつつじヶ丘やえびの高原キャンプ場等が赤松林中に広がる展望が望めます。

えびの展望台から2湖展望台へ
えびの白鳥山遊歩道 緩やかな登り坂をゆっくりと登ります、遊歩道の両側は真っ直ぐに伸びた赤松の森、澄んだ空気の中にかすかな松の臭いが感じられ、耳を澄ますとウグイスの声が聞こえてきます。この付近は、赤松中に僅かにある雑木が赤や黄色に紅葉し、赤松の薄い赤茶色の幹と緑の松葉のコントラストを楽しめます。
坂道が平坦になる頂上付近から白鳥山方向へ向かう標識があります。足に自信のない人は真っ直ぐに白紫池から六観音池へ進んでください。2湖展望台・白鳥山・白鳥山北展望台へ行くには左方向へ曲がり更に赤松の森の中へ進みます。

 遊歩道は自然に出来たうさぎ道(獣道よりは広い)に変わり、赤松の根元はこけで覆われています。しばらく進むと赤松の丈が低くなり展望が開けてきます。
2湖展望台
 2湖展望台からは眼下に白紫池とコバルトブルーの六観音御池、池を取り囲む白鳥山・頂上が平らな甑岳そして火山活動で西の方が大きく割れた韓国岳の雄大な景色が広がります。

2湖展望台から白鳥山へ
低い赤松林の中をしばらく進みクマザサの間をぬけると道は急な火山岩の瓦礫に変わり、足場の悪い急な上り坂になります。息を切らして瓦礫を上り詰め、白鳥山頂上に到着です。

白鳥山頂上展望台
 頂上付近は瓦礫の中に1から2mほどの低木雑木に混ざって春に咲く深山霧島がもう花芽を付けています。小高い所に立つと西の方に吉松、えびの盆地が開けその奥に矢岳の山並み、北の方に甑岳眼下に白紫池と六観音池、東の方に韓国岳南の方は霧島地方の山並みと360度の展望が開けます。
低い雑木の間に出来た踏み固めただけの山道を雄大な韓国岳を見ながら下ります。途中の所々に紅葉した雑木が見られます。

白鳥山北展望台
 白鳥山北展望台は六観音御池の真上、コバルトブルーの六観音御池と白い砂、対岸に広がる自然林の紅葉、甑岳・ひなもり岳・韓国岳と連なる霧島の山々、大自然が作り出すハーモニーは実に色彩豊かな大パノラマです。
紅葉の時期はその年の天候や気温により異なり見頃となる時期はほんの僅かです、2003年は韓国岳の頂上に初冠雪が見られ、地元の人によるとこんな事はかってなかったと話されていました。(写真2003.11.3撮影)

白鳥山北展望台から六観音池展望台へ
 白鳥山北展望台からしばらくの間は、雑木林の中の急な下り坂のくねくねと狭い自然道を、足下に気を付けながら白紫池から来る遊歩道まで出ます。

 遊歩道に出ると道幅は広く傾斜も緩やかで歩きやすくなります。遊歩道をしばらく進むと赤松が少なくなり、周囲の植生が変わってきます。杉・もみ・栂等の常緑巨木にウルシやモミジなどの落葉樹が混ざる自然林で紅葉が目立つようになり、木々の隙間から六観音池や韓国岳が見えます。
 遊歩道の途中は杉・赤松・モミ・栂の巨木と六観音池の透明な湖水そして紅葉が楽しめます。

白鳥山北展望台から六観音御池に向かう遊歩道 遊歩道から見える紅葉・六観音御池と韓国岳 巨木の隙間から紅葉と六観音御池の湖面

六観音御池展望台

 六観音御池は深さ14m周囲1.5kmで酸性湖のため湖面は遠くから見るとコバルトブルーとなり、霧島火口湖の中で最も美しい湖と言われています。
 近くで見る六観音御池の湖水はあくまで透明。湖を取り囲む自然林はモミ・栂・赤松の針葉樹に楓、ミズナラ等の広葉樹が点在し、緑の中に真っ赤に紅葉した木々が湖面に映り、大自然が創り出す神秘を感じます。
 周囲の山々は、所々に朽ちて白い肌をむき出しにした巨木が大自然の厳しさと時の経過をを美しく伝えてくれます。


六観音御池展望台と周囲の紅葉 六観音御池展望台付近の遊歩道沿いにある巨木と紅葉

六観音展望台から不動池へ

 木々の隙間からは、甑岳が間近に見え人の入った気配のない自然の風景が朽ちて横たわった倒木や立ったまま白くなった巨木から伺えます。
しばらく進むと再び赤松の原生林へ出不動池まではもうすぐです、赤松の間から韓国岳が見えてくるようになります。

六観音御池展望台から不動池に至る遊歩道沿いに見られる紅葉 六観音御池展望台から不動池に至る遊歩道に覆う紅葉 不動池手前の赤松林

不動池

 この池も透明度が高くコバルトブルーの湖面に周囲の山の緑と紅葉を映し出す、周囲を囲む木々には紅葉が少ないため六観音池ほどの感動はないが、道路脇にあるため穂先を白く染めたススキ越しに気軽に秋の景色を楽しめる場所の一つです。残念ながら紅葉はあまり目立ちません。

不動池からレストハウス(駐車場)
 一面ススキで覆われたススキが原を通って駐車場へと向かいます。途中に自然の川が温泉となった川湯がありましたが現在は殆ど出ていません。駐車場まではもうすぐ、2時間半の池廻り散策は終わりです。
戻  る    えびの高原TOP