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市民の森御池(禊ぎ池)

市民の森の蓮の花 宮崎市阿波岐原森林公園/市民の森御池は、毎年5月上旬、可憐な睡蓮の花が咲く。この頃、御池の湖面には純白の睡蓮が咲き、花や葉の間に周囲の新緑を映し出す。可憐な蓮の花を眺めつつ野鳥の声を聞くと、ひとときの安らぎを与えてくれる。(睡蓮の写真は下の方にあります)
睡蓮の開花時期は5月上旬から中旬頃


 市民の森御池(禊ぎ池)は、国造りの神伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が禊ぎをした池(禊ぎ池)と伝えられており、古事記・日本書紀によると、禊ぎの様子次のように記載されている。
「伊弉諾尊が黄泉の国から帰って汚れを祓う禊ぎの時、多くの神々が生まれ、最後に、左目を洗うと天照大神・右目を洗うと月読命・鼻を洗うと須佐之男命が誕生する。」その場面を
鈴木三重吉訳の古事記では
「・・・・・水の上へ出ておすすぎになるときにもお二人の神さまがお生まれになりました。そしてしまいに、左の目をお洗いになると、それといっしょに、それはそれは美しい、貴(とうと)い女神(めがみ)がお生まれになりました。
 伊弉諾神(いざなぎのかみ)は、この女神さまに天照大神(あまてらすおおかみ)というお名前をおつけになりました。そのつぎに右のお目をお洗いになりますと、月読命(つきよみのみこと)という神さまがお生まれになり、いちばんしまいにお鼻をお洗いになるときに、建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)という神さまがお生まれになりました。
 伊弉諾神(いざなぎのかみ)はこのお三方(さんかた)をご覧になって、
「わしもこれまでいくたりも子供を生んだが、とうとうしまいに、一等よい子供を生んだ」と、それはそれは大喜びををなさいまして、さっそく玉の首飾(くびかざ)りをおはずしになって、それをさらさらとゆり鳴らしながら、天照大神(あまてらすおおかみ)におあげになりました。そして、
「おまえは天へのぼって高天原(たかまのはら)を治めよ」とおっしゃいました。それから月読命(つきよみのみこと)には、
「おまえは夜の国を治めよ」とお言いつけになり、三ばんめの須佐之男命(すさのおのみこと)には、
「おまえは大海(おおうみ)の上を治めよ」とお言いわたしになりました。 」
(青空文庫より引用)


古事記や日本書紀に興味のある方
青空文庫鈴木三重吉訳:「古事記物語」はこちらをご覧ください。
日本書紀:古代史ロマン紀行/ドラマティック日本書紀はこちらをご覧ください。
両作品とも物語風に書かれており、漢文の知識のない私達や小学生にも親しみやすく読むことが出来る。

ここ御池の他、古事記・日本書紀に書かれている日本神話の元となった日向神話、宮崎には伝承や伝説が沢山残っている。
高千穂町天の岩戸神社
 照大神・八百万の神々 天の岩戸:岩戸開きの伝承、岩戸神楽の伝承

特別史跡西都原古墳群/男狭穂塚女狭穂塚
 日子番能邇邇芸命(ひこほのににぎのみこと)と木色咲耶媛(このはなさくやひめ)の古墳と物語の伝承/景行天皇熊襲征討

青島神社
 海幸彦:火照命(ほてりのみこと)、山幸彦:日子穂穂出見命(ひこほほでみのみこと)の伝承

鵜戸神宮
 豊玉媛、鵜茅草葺不合命(うがやふきあえずのみこと)の伝承

狭野神社宮崎神宮
 狭野尊:神日本磐余彦天皇:神武天皇

美々津・・・・・・神武天皇東征伝説(お舟出の地)


睡蓮の写真  2002.5.6撮影

御池風景
御池風景
開花した蓮の花1輪
開花した蓮の花
御池に住み着いたアヒル
住み着いたアヒル
蓮の花3輪
蓮の花3輪

鏡のように美しい湖面は周囲の新緑を映し出している

施設には見物人が訪れる
季節には見物人が訪れる
周囲の森林を映す静かな湖面1
周囲の森林を映す静かな湖面1
周囲の森林を映す静かな湖面2
周囲の森林を映す静かな湖面2
周囲の森林を映す静かな湖面3
周囲の森林を映す静かな湖面3

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ぱいんさん個人で運営しているサイトながら、日本書紀を現代文に翻訳、口語体でのコミックな語り口と要所の解説や古事記との対比などすごい事をされているサイトです。

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