▼うめもん
旬の料理
宮崎の料理
▼観光地
宮崎の観光
シーズン情報
 花便り
 夜神楽
 紅葉情報
 ビアガーデン
 祭り/花火大会
 キャンプ地情報
 海水浴情報
 温泉情報
▼お店紹介
おすすめ!
グルメ情報
shopリンク集
▼宮崎情報
素晴らしき宮崎人
サーフィン情報
ホテル/お宿
■民芸・特産品
地ビール 
伝統工芸・民芸
▼便利情報
便利リンク
市外局番一覧
▼掲示板
宮崎情報掲示板
高鍋湿原

高鍋湿原は昭和37年から42年宮田川の高鍋防災ダムの工事の実施に当たった際、ダム工事土取場の地盤がたまたま不透水層で常時周辺林地や沢から綺麗な水が供給されたため長年の間に湿原となったものです。
その後ダムの持つ自然環境を活用するために、東部湿原ゾーン、西部湿原ゾーンを設定し整備されました。
ハッチョウトンボ」をはじめとして湿原の昆虫特にトンボ類が多く生息しており、植物は可憐な「サギソウ」を始め多くの湿原に生える植物にふれあうことができます。
また、湿原を守るために、歩行者用の木製遊歩道が整備されています。


東部湿原 
東部湿原東部湿原には貴重な植物としてミズボウシ、ノハナショウブ、ツクシアブラガヤ、イトタヌキモ、モウセンゴケなどが生育しています。
また本湿原には数多くの珍しいトンボ類が生息しており、重要なトンボとしてヨシボシトンボ、ハッチョウトンボ、ネアカヨシヤンマ等の姿を見ることが出来ます。(案内板引用)



東部湿原の植物(8月撮影)
ゴンスイ(みつばうつぎ科) ヒメノボタン(のぼたん科) カンガレイ(寒枯藺)カヤツリグサ科
ミソハギ 夏フジ ヌマトラノオ(さくらそう科)
ヒメガナ(がま科) ユリ 東部湿原と西部湿原を結ぶトンボ橋
  • ヒメガマ
    沼など湿地に生える多年草葉は細く長く伸び高さ150cmくらいになります。花茎は丸く穂に茶色の雌花をその上5cmの間をおいて50cmほどの雄花が付きます。東部湿原を代表する植物です。
  • ヒメノボタン
    暖かい地方の乾燥した草原に生える多年草 元々南方系に植物で4000種類の内ただ一つ日本にたどり着いた物です。ササバボタンとも言われ葉に特徴があります。4枚の紅紫色の可憐な花を付けます。高鍋湿原は九州で一番多く育っているところです。東部湿原の方に沢山自生しています。
  • カンガレイ
    湿地や沼地に生える多年草 群生を作り株も大きい。茎は三角形で高さも70cmくらいになり茎の途中から花芽を出します。繁殖力が旺盛で湿地のあちこちに生えています。
  • ヌマトラノオ
    沼地など湿地に生える多年草 オカトラノオに似ているが、花は小さく真っ直ぐに白い小さな花を咲かせます。
  • ミソハギ
    山野の湿地に生える多年草


高鍋湿原内に姿を見せるトンボの種類と時期
トンボの種類や数は西部湿原の方に多く観察することが出来ます。
西部湿原周辺には池の周りにオニヤンマや赤とんぼとベニトンボ・ショウジョウトンボなどが飛び回ったり小枝や水辺の草にとまっていました。また湿原(草原)ではハラビロトンボやハッチョウトンボ・糸トンボ類が飛んだり草にとまっています。注意してみていると本当に多くの種類のトンボを見つけることが出来ます。ハッチョウトンボや糸トンボ類は非常に小さいので注意しないと見のがしてしまいます。
4月〜10月 アオモンイトトンボ
4月〜10月 クロイトトンボ
5月〜 9月 ベニイトトンボ
6月〜10月 コバネアオイトトンボ
4月下旬〜 7月 クロスジギンヤンマ
5月下旬〜 9月 ネアカヨシヤンマ
4月〜 5月 ヨツボシトンボ
5月〜 8月 ハッチョウトンボ
4月〜10月 シオカラトンボ
6月〜 9月 コシアキトンボ
6月〜10月 チョウトンボ
5月〜 6月 9月〜11月 アキアカネ
5月〜 6月 9月〜10月 ネギトンボ
5月〜10月 ウスバキトンボ
トンボの種類(8月西部湿原池の周りにて撮影)
池の中に突き出た小さな枝の先いにヤンマやトンボがとまっています。 ウチワヤンマ(オス) シオカラトンボ(オス)
ベニトンボ(オス) ショウジョウトンボ(オス) ハラビロトンボ(オス)
ハッチョウトンボ(オス) ハッチョウトンボ(オス) キイトトンボ(オス)
ハッチョウトンボ(メス) キイトトンボ(オス) ウチワヤンマ(オス)
  • ハッチョウトンボ
    ハッチョウトンボは近年の開発の波に押され、その数はめっきり減少してきており、”幻のトンボ”の異名さえ持つトンボです。日本に生息するトンボの中で最小(体長約10mm〜14mm)です。西部湿原池の南側湿原内に生息しています。
  • ヨツボシトンボ
    北方系トンボ科の種で、四枚の羽に一個づつ黒点を有するのが特徴です。
  • チョウトンボ
 もっとトンボの高画質画像を見たい方はこちらのサイトをご覧下さい。青森県のトンボ満載 トンボの素顔

西部湿原 


西部湿原にはヘビノボラズやサクラバハンノキなど我が国では伊勢湾周辺にしか見られない植物が生育し、また九州唯一のミズキボウシや九州南部に固有のツクシアブラガヤが生育しています。この他に興味ある湿原植物として、ノハナショウブ、イヌタヌキモ、モウセンゴケ、シロイヌノヒゲ、ツクシクロイヌノヒゲ、ミミカキグサ、ヤマドリゼンマイ、コバトンボソウ、サギソウなどの植物群落があります。(案内板引用)


西部湿原の植物(8月撮影)
アブラガヤ(かやつりぐさ科) ヘビノボラズ(メギ科) イソノキ(くろうめもどき科)
ミミカキグサ(みみかきぐさ科) サギソウ(らん科) サワヒヨドリ
サギソウ(らん科) ナガバミズキボウシ(ユリ科) シロイヌノヒゲ(ほしくさ科)

  • ヘビノボラズ(メギ科)
    ナンテンと同じ仲間。妙な名は、茎に針があるので「蛇も上らない」という意味です。花は黄色、実は赤く熟れます。世界中で伊勢湾周辺と高鍋、川南の台地にしか見られません。大変貴重な植物です。
  • タヌキモ類(タヌキモ科)
    透き通ったきれいな水中に漂って生活しており水が汚いところでは生息できません。葉が変形した補虫網という袋で虫を捕らえて食べます。この湿原にはイトタヌキモとイヌタヌキモの2種があります。
  • サギソウ(ラン科)
    陽の当たる湿原原野に育つラン科の多年草木です。現在では自生地もめっきり減少しており、園芸用に栽培されています。高鍋町内では現在、牛牧湿原、鬼ヶ久保湿原、高鍋湿原、大谷湿原、の4ヶ所に自生群があるのを確認されています。高鍋湿原では西部湿原、池の南側湿原内に沢山自生しています。(8月中旬見頃)
  • ホシクサ類(ホシクサ科)
    1年生植物で、9月から10月に星を散りばめたような花を開きます。高鍋湿原ではシロイヌノヒゲ、ツクシクロイヌノヒゲ、イトイヌノヒゲなど7種もあり、湿原の素晴らしさを証明しています。
  • ミミカキグサ類
    湿原に生える小さな多年草 食虫植物で地表近くに糸のような地下茎を伸ばして所々に小さな葉を付け、花茎も5cmくらい地上に伸ばし黄色い花を付けます。非常に小さい植物なのでよく観察しないと見つけることが出来ません。
  • ナガバミズキボウシ
    葉は地表近くで四方に広がり細長く先は尖っています。花は花軸の上部に薄紫色の細いろ斗状で下向きに咲きます。

主な植物と開花時期

・ヘビノボラズ (4〜5月)
・カキラン (5〜6月)
・サワヒヨドリ (7〜8月)
・ミミカキグサ (7〜10月)
・サギソウ (8〜9月)
・ヒメノボタン (8〜9月)
・リンドウ (10〜11月)

開園時間  8:30〜17:00
   (7・8月は18:00まで)
公開期間 3月下旬〜11月末
入場料  無料

アクセス
国道10号線高鍋町内交差点から県道44号線へ曲がり西都方向へ4kmで高鍋湿原高鍋防災ダム道路標識有り、右折「めいりんの湯」を通り過ぎ高鍋防災ダムの堰堤を過ぎたところに駐車場有り

高鍋湿原
 高鍋町大字上江字高平
高鍋町教育委員会社会教育課
  高鍋町大字上江11138
  TEL (0983)23−3326


周辺の観光地:蚊口浜 座論梅 舞鶴公園 天龍梅 
周辺の温泉:温泉県央で探す
周辺の宿泊施設:高鍋町で探す

戻  る   TOPへ  宮崎の観光TOPへ